kamakaファクトリーツアーへ
2024.9.11ハワイはオアフ島にある kamakaへファクトリーツアーに行ってきました。ホテルからＷＩＦＩを借りて、スマホと睨めっこしながら緊張と不安、楽しみの中、ワイキキから２０分程バスに揺られ無事到着です。
ドアを空けると、kamakaのウクレレ達がお出迎え
貴重な当時のパイナップル型も展示されています。
左から2台目
新品のウクレレはここでも購入できますよ。 2024.9現在 1$＝151円で換算ソプラノ $1495 \225,745コンサート $1695 \255,945
１０年前はソプラノで￥150,000 位だったのに、えらく高く・・・
現在の社長さんのお母様（創始者のお孫さん）がkamakaの歴史から、現在の仕様までをざっくりお話されます。
さぁ、工場へ入って行きます。
自然乾燥中のハワイアンコア。
乾燥室もあるけれど、やはり、自然乾燥が一番良い音になるとおっしゃっていました。年々、採れる木（ハワイアンコア）が少なくなってきてはいますが、これだけあるのでしばらくは大丈夫そう。（少ないと思ったけど・・・）
ボディーの横板を整形している機械です。
熱では曲げないとか。
ボディーの表板、裏板を整形しています。
驚くほど手作業です。こんな方法で、世界中に販売できる数が確保できるのでしょうか？不思議でしたけれど、手作業だからこその鳴りは確実にあります。
ネックを作っているところ
ここでも手作業です。
表板を平らにしているところです。
ネックの仕上げ、指板の仕上げ、フレットの打ち込みです。
最近は人気の高いヘッド形状だとか。
フレットを打ち込んでいます。
見てると、普通にトントンしていましたが、そんな簡単でいいの？？ と、思ってしまいました。
表木を装着しています。音に直結する大事なパーツ。何年か毎に見直しがあり、少々変わるとか。これを聞いて、やはり、自分で弾いて選ばないとダメだなと思った次第です。
組付け終えたウクレレ
ニスを塗りこんで深みが出てきました。
想像以上に小さな工場でびっくりです。
最終チェックの場所。
ディズニー？キティー？ とコラボするウクレレだと、おっしゃっていました。
修理もここでおこなっているとのことです。
何かあれば送って欲しいとか・・・
最後に、kamakaへ来て頂いたお礼として、サウンドホールを抜いた板をプレゼント頂きました。裏にはマグネットが付いています。
ご満悦
約４０分程のツアーでしたが、想像を超える工場の規模、スタッフの人数でした。 月に何台製作しているのか忘れてしまいましたが、とにかく手作り感が凄いです。１台購入しようかと心底迷いましたが、現実を考えて断念。ですが、とても充実した時間を過ごせました。
KAMAKA -UKULELE-https://www.kamakahawaii.com/
550 South StreetHonolulu, HI 96813
ファクトリーツアーは火〜金曜日 10:30から 予約なしで参加出来ます。全て無料です。ツアー後の強引な営業はありませんのでご安心を。